SWELLとTHE THORを比較!スウェルとザトールはどっちがおすすめ?

この記事では実際に僕が使用したテーマのテストサイトを使って解説しています。

SWELLとTHE THORって、どう違うの?
YUPAは確か両方使ったことあるよね?どっちが良いか教えて~
どうもYUPAです。
僕は今まで下記テーマを使っています。
有料のWordPressテーマを選ぶ時、人それぞれ選ぶ理由が違うと思います。
「金額で選ぶ人、デザインで選ぶ人、機能で選ぶ人、表示スピードで選ぶ人」

僕がテーマを選ぶ基準は以下のような感じです!
- 1.記事装飾の使いやすさ
-
毎日使う記事作成や装飾が使いにくいとストレスになります。いまやブロックエディターの使いやすさがテーマの最重要ポイントだと思います。
- 2.全体的な基本設定の使いやすさ
-
デザインの変更やテーマの基本設定は使いやすく分かりやすい方がラクです。デザイン自体はどのテーマを使ってもさほど変わりはありません。
- 3.更新頻度の高さ
-
更新頻度が高いテーマは基本的に良いテーマです。更新と聞くと不具合の調整などを思い浮かべるかもしれませんが、新しい機能の追加やデザインの微調整など色々あります。
- 4.サポート
-
サポートは機能説明・不具合の修正・質問に対する回答の速さなどです。WordPressは定期的にアップデートされます。そのためサポートは必要です。
- 5.表示速度
-
基本的に表示速度が早いテーマはSEO最適化構造ができています。速度が遅いテーマでもプラグインで表示速度を上げることは可能です。
この記事ではSWELLとTHE THORを僕の使用した感想を含めて解説しています。
WordPressテーマを選ぶ時の参考にして下さい。
SWELL/スウェルとTHE THOR/ザトールの概要比較
スウェルとザトールの比較表 | SWELL | THE THOR |
---|---|---|
販売会社 | 株式会社LOOS | フィット株式会社 |
テーマ料金(税込) | 17,600円 | 16,280円 |
発売日 | 2019年3月 | 2018年10月 |
ブロックエディター対応 | ||
記事の書きやすさ | 5.0 | 2.0 |
装飾の使いやすさ | 5.0 | 2.0 |
装飾の数 | 4.0 | 3.0 |
更新頻度 | 5.0 | 2.5 |
表示速度 | 5.0 | 3.0 |
AMP対応 | ||
PWA対応 | ||
ライセンス | 複数サイトOK | 複数サイトOK |
テーマ乗り換えサポート | ||
サポート | 5.0 | 2.5 |
テーマ購入サイト | SWELL公式HP | THE THOR公式HP |
総合評価 | 4.5 | 2.5 |
SWELLはここ1年で急激に利用者が増えているテーマです。
総合評価が高い理由はこの先の比較を見てもらえば納得できると思います。
SWELLとTHE THOR:テキストエディターを比較

- エディターの違い
- エディター装飾の比較
- エディターの操作性の比較
SWELLとTHE THOR:エディターの違いを比較
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
ブロックエディタ対応 | ||
クラシックエディタ対応 |
ブロックエディタとは?
ブロックエディタとは、WordPress5.0から標準搭載となったエディタのことで、文章や画像などをブロックという単位で管理します。
ブロックエディタの特徴とし、文章や画像の位置調整やレイアウトの変更が、HTMLやCSSの知識がなくても簡単にできるようになります。
なお今までのクラシックエディタは2021年12月でサポートが終了します。
SWELLはブロックエディタ―に特化したWordPressテーマですがクラシックエディターにも対応しています。
しかもクラシックエディターもめちゃくちゃ使いやすいです。

一方でTHE THORはWordPressの標準エディターのブロックエディタ―には対応していません。
完全クラシックエディター専用のテーマです。
現時点でブロックエディタ―に対応していないのは致命的です。

これからのテーマ選びはブロックエディタがどれだけ使いやすいかが重要です。
SWELLとTHE THORの装飾を比較
装飾に関する評価は以下の通りです⇓
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
装飾の種類 | 4.5 | 3.0 |
SWELLの装飾はWordPressテーマの中では多くはありませんが、発売からずっとユーザーの意見を取り入れながら機能は増えています。
THE THORは公式サイトなどで装飾が多く感じるように書かれていますが、圧倒的に使える装飾が少ないです。
今回ご紹介したSWELLの機能に加えてブロックエディタ―にはギャラリーやメディア関連か7個、YouTubeやTwitterの埋め込み、テキスト関連の機能も用意されていますが、書ききれないので載せていません。
SWELLのよく使う装飾機能の紹介

僕が普段使っているSWELLの装飾機能の一部です。クリックで開きます。
僕は機能の種類には満足していますが「スタイル」がもう少し柔軟にいじれるようになったら最高かな~って感じです。上記で紹介しているスタイルはよく使うものを紹介しています。「スタイル」は全部で24種類です。
エディターの操作性を比較
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
操作性 | 5.0 | 2.0 |
まずは動画を見てもらった方が早いと思います。

SWELLのエディタは超使いやすい
SWELLのブロックエディターは一連の動作が止まることなく視覚的に扱いやすいです。SWELLは画面右に装飾一覧が表示されるため操作しやすく、難しいコードを使うことなく理想通りの記事作成が可能です。
どの機能がどこにあるのかさえ覚えてしまえば、あとは感覚で使えるエディターだと思います。
THE THORはタイトルに文字を入れる時は動画では映っていませんが別窓が開きそこでしか文字入力できません。
またTHE THORの色の変更はめちゃくちゃ面倒くさくてタイトル部分の色の変更はこの画面上では出来ません。基本的にタイトル部分の色は1色しかないです。
動画のボックスを別の色で使いたい場合は追加CSSとコード入力が必要です。

SWELLのエディタの使いやすさはちょっと次元が違います。トールは1つの作業に手間がかかり過ぎる。
初心者にとって一番大事なのは日々行う作業がどれだけ簡単で理想的な装飾ができるかが大事です。
総合評価 | SWELL | THE THOR |
---|---|---|
エディター総合評価 | 5.0 | 2.5 |

SWELLとTHE THOR:表示速度の違いを比較

検証結果:SWELLがサンプルサイトでは1番早いです。
- モバイル表示速度比較
- パソコン表示速度比較
SWELLとTHE THORの表示速度比較
下記表は当サイトが用意しているデモサイトです。(クリックで移動します)
順位 | テーマ | モバイル | パソコン | 合計スコア | プラグイン数 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | SWELL | 98 | 99 | 197 | 9 |
2位 | AFFINGER5EX | 96 | 100 | 196 | 17 |
3位 | Diver | 95 | 99 | 194 | 11 |
4位 | THE THOR | 87 | 99 | 186 | 11 |
5位 | JIN | 74 | 96 | 171 | 8 |
全て同じ状況で計測、プラグインは各テーマがおすすめするプラグイン(無料・有料)が入っています。各テーマ高画像圧縮(WebP変換無し)しています。WordPressテーマにはプラグインを使わず使うSWELLタイプと、表示速度などはプラグインに任せるAFFINGERタイプがあります。プラグインを使わずに計測したデータは参考になりません。したがってテーマごとの高速化の設定をしています。詳しくは下記で紹介している各テーマ高速設定をご覧ください。
※各テストサイトは公平性を保つため初心者でも出来る高速化設定をしています。
下記クリックで高速化設定前の数値が見れます。
評価区分 | スコア | 内容 |
---|---|---|
Good | 80~100 | パフォーマンスに関するおすすめの方法が最大限適用されており、最適化の余地がほとんどありません。ページのスコアは 80 以上になります。 |
Medium | 60~79 | パフォーマンスに関する一般的なおすすめの方法の一部が実装されておらず、ある程度最適化の余地があります。 |
Low | 0~59 | ページは最適化されておらず、最適化すべき点がかなり多くあります。 |
と、この表を見た方はマジか!と思いますよねwそこまでシビアに考える必要は無いと思ってます。下の表の「普通を目指す」ぐらいで大丈夫です。慣れない人が出来ることは画像の容量を小さくするくらいです。
スコア | 評価* |
90~100(緑) | 速い |
50~89(橙) | 普通 |
0~49(赤) | 遅い |
表示スピードは大事ですがここに時間をかけると沼です。テーマを変える方が早いか、記事数がそれなりにあるなら、プロに外注して速くしてもらった方が使う時間を考えたら安上がりです。
表示速度を紹介しておいて言うのもなんですが、テストサイトではSWELLが1位ですがSWELLは高機能がゆえに使っていけば表示速度は遅くなります。10サイトほど運営してますがPageSpeed Insightsで計測しても周りが言うほど早くありません。
それぞれのテーマにはプラグインを使わず使うSWELLタイプと、表示速度などはプラグインに任せるAFFINGERタイプがあります。実際に表示速度を改善するために外注すれば確実にテーマ側の設定ではなく有料プラグインで設定するのがほとんどです。
検証環境 | |
---|---|
測定ツール | PageSpeed Insights |
サーバー | mixhost |
WordPress | 最新バージョン |
PHP | 7.4.74 |
テーマ | 最新バージョン |
PageSpeed Insightsのスコアについて
PageSpeed Insightsのスコアは、100点満点で評価されます。特にモバイルの表示速度は、合格点の50点を超えるのも難しいです。
スコアが低くても、ユーザーにとって便利性が低いページとは限りません。
ページスピードを改善することは大事ですが、スコアにこだわり過ぎず、数ある改善点の一つと考え、優先順位を見極めましょう!
スコアよりも実際にスマホなどで確認して遅く感じるかどうかを確認する方が効果的です。

表示スピードはそれぞれのテーマでもやり方次第で速くできるよ!ただSWELLが標準で速いのは確かです。
スマホ表示についても実際に自分のスマホで表示して遅く感じるなら改善が必要になってきます。
この辺りはこれから5Gの普及やスマホの性能でも変わってきます。
AMP(Accelerated Mobile Pages)とは、分かりやすく言うと「モバイルページを高速に表示させるための手法」です。AMPページは大きく分けて「AMP HTML・AMP JS・AMP Cache」の3つの要素で構成されています。通常のWordPressのフレームワークとは大きく変わります。
PWA(Progressive Web Apps)とは、AndroidやiOSなどの個々の環境に合わせた専用アプリのように使える技術のことです。ウェブとアプリの両方の良さを兼ね備え読み込み速度や表示の高速化、オフラインでの閲覧可など様々なメリットがあります。
SWELLの表示速度はかなり早いと思います。ただ評価という点で言えばAMPやPWAに対応していない点はマイナスの部分かもしれません。表示速度はユーザーの離脱率につながるため今後AMPやPWAに対応していない点がどう影響するかはまだわかりません。
THE THORはテーマに高速化の設定がありますが、発売当時から全部設定すると必ず表示が崩れてヘッダーなどの色が変わったりする不具合がありるのですが、2年以上経った今でも直っていないのにびっくりしました(笑)THE THORの表示速度が速いと言っているのはアフィリエイターだけです。THE THORのAMPは設定やルールがあり、ちゃんとできていないとGoogleSearchConsoleからエラーばかり出ます。
SWELLはAMPもPWAにも対応していません。僕は必要とは思っていませんが、Googleも推奨している機能の為今後どのくらい重要視されるかはわかりません。ただ、5Gの普及でかなり状況は変わると思っています。僕はどちらかというとスピードよりも使いやすさを重視しているので、しばらくは様子見の姿勢です。
どちらにしても初心者が最初に使うテーマはSWELLの方がWordPressを使いやすいと思います。
総合評価 | SWELL | THE THOR |
---|---|---|
表示速度総合評価 | 5.0 | 3.0 |

SWELLとTHE THOR:SEO対策と設定を比較

有料テーマはSEO対策に強い!
- SEO設定の比較
SEOに強いテーマとよく言われますが、WordPressテーマでSEOに強いテーマというのはありません。
SEOに強いテーマをとは検索エンジンロボット(クローラー)から高評価を得やすい構造になっているかどうかだと思いますが有料テーマに至ってはどこも「構造」に関してかなり力を入れています。
SEOと一言でいっても幅広くSEOに強いテーマというよりもSEO対策がしやすいかどうかが重要です。
ここではSEO対策のしやすさについて比較していきます。

テーマを変えただけで上位表示するなんてことはありません。
SWELLでは、ページの情報を出力するメタタグの出力設定機能が備わっていません。SWELLはサイトにとって非常に重要なメタタグの設定が、テーマの乗り換えによって影響されないよう「titleタグやmeta description」などの機能はSWELL開発者が制作したシンプルなSEOプラグイン、「SEO SIMPLE PACK」で設定する仕様になっています。
人によっては使い慣れたSEOプラグインがあります。
これらの機能をテーマ内に設置するには膨大なコードが必要となり、テーマに実装した機能が使われない場合は、ただ速度低下の原因になります。したがってSWELLはこれらの設定はプラグインを用いて設定します。

「SEO SINPLE PACK」は「All in One SEO Pack」より軽くてかなり使いやすいです。設定もラクだしね。
テーマによるSEO最適化はどの有料テーマでもやっていますが、上位表示するかどうかはコンテンツです。
僕はアフィリエイターなのでいろいろサイトを作りますが、テーマで上位表示が変わる印象はありません。どのテーマでも上位表示はできます。
SWELLだから上位表示できるなんてことはありません!
SWELLはSEO最適化は高水準で高いテーマです。開発者の了さんはプラグイン開発でも有名で、SWELLに合わせた専用プラグインも無駄な機能は入れずに極限まで軽くなっています。海外のプラグインは通常あまり使わない機能や有料の機能がセットとなっているためプラグインだけでもかなり重くなります。SWELLのマイナス点はAMPとPWAに非対応だと思います。
一覧表ではTHE THORも結構SEO対策は良い感じと思うと思いますが、THE THORのキャッシュ機能などは使用するプラグインとの相性でかなり変わります。どちらかと言えばこのSEO最適化の機能がマジで不具合が多い部分です。だいたい遅延読み込みやCSS非同期などに関する設定をすると表示が崩れます。したがってほぼ全ての機能をオフにしてプラグインを使う方がTHE THORではおなじみです。
WordPressは追加機能としてプラグインが用意されていますが、テーマとの相性があり、プラグインをどう使いこなせるかがSEOや表示速度に関わってきます。
総合評価 | SWELL | THE THOR |
---|---|---|
SEO総合評価 |
SWELLとTHE THOR:サポート体制の違いを比較

SWELL開発者の了さんはテーマに対する熱意が違う!
- マニュアル
- 会員フォーラム
- 更新・アップデート
有料テーマを購入する時に重要なのはサポートです。
更新のお知らせ、新機能追加、不具合の修正や対応などすごく重要です。
また、サイトやブログを運営していると、操作ミスなのかバグなのか自分では判断できないトラブルが起ったりします。
そんな時に絶対に必要なのがサポートや質問ができる場所です。

サポートはテーマによって全然違うから確認しておきましょう!不具合の対応が遅いとそのままサイトやブログの収益に直結するよ!
SWELLとTHE THOR:マニュアル比較
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
マニュアル |
SWELLは一通りのWEBマニュアルが公式HPに用意されています。またSWELLはカスタマイズが盛んで、個人ブログなどでカスタマイズ方法の情報発信している方も多いので使い方に困るようなことは無いと思います。
SWELL公式のマニュアルは一般公開されているので、購入前に内容をチェックしておくことをおすすめします。
THE THORのマニュアルは一般公開されていません。購入者限定の会員サイト「THOR MANUAL」が用意されています。THE THORの使用者は確かに多いのですが「CSS」と「HTML」をいじる設定ばかりなので情報発信している方は一部のユーザーで肝心なことは書いて無いサイトが多いです。
THE THORもSWELLもマニュアルは見やすい設定です。基本的な操作はどちらも一通り解説されています。
THE THORもCSS・HTMLをコピペでカスタムできますが、SWELLで簡単にできる操作を、わざわざ時間かけて設定する必要があるのは初心者にとってはキツイと思います。
SWELLとTHE THOR:会員フォーラム比較
SWELL | ||
---|---|---|
会員フォーラム |
フォーラムとは問題に対して開発者や参加しているメンバーが回答できるWEBの集会所のようなものです。
SWELLのフォーラムは開発者の了さんがかなり早い返信で問題に対して答えてくれます。またフォーラムにはWordPressにかなり詳しい方が多く了さん以外の方も問題に対して回答してくれます。過去の質問なども検索できるのでカスタマイズのマニュアルとしても優秀です。
THE THORの会員フォーラムはWordPressの中から移動します。不具合の報告や、運営からのお知らせなど久々ログインしましたが、ログインして、質問するために投稿用IDとPWがまた必要です。ちょっと二度手間って感じです(笑)多分初心者は分かりにくいと思います。
THE THORのフォーラムの中には「ボランティア管理人」というカオスな存在の方がいますが何者かはわかりませんが、めちゃくちゃ評判は悪いです。キーマスターと表記されているのですがどういった立ち位置の方かは謎です。
一方でSWELLはSlackのチャットと会員フォーラムが用意されているのですが、最初はSlackで質問を受け付けていましたが、今はSlackでの質問はNGとなっています。多分重複した質問はフォーラムに質問を残して、検索で探せるようにした方が便利だからでしょう。
SWELLは返信も早く使い方についてもメンバーの詳しい方が開発者の了さんに変わって説明してくれたりするので便利です。

SWELLを使っていて1度質問したけど変な時間にもかかわらず30分ほどで解決しましたw
SWELLとTHE THOR:更新・アップデート比較
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
更新アップデート | 5.0 | 2.0 |
この章の冒頭でもお話ししましたが、更新・アップデートは有料WordPressテーマにとってかなり重要だと僕は思っています。
比較サイトなどで、更新が少ないのは完成されているテーマだとか訳の分からない言葉を見ますが、更新やアップデートは不具合だけではありません。
開発者がどれだけ使いやすいテーマにするかという探求心の表れです。
SWELLの更新頻度はかなり高いです。僕が購入した時点ですでに使いやすかったのですが、そこから現在に至るまでにかなり進化しています。また不具合などの対処も早く、SWELL向けに作られたプラグインなども最近増えてきました。SWELL開発者の了さんはテーマにかける情熱が高く、今後もさらに使いやすくなると思っています。
THE THORはちょうどこの記事を書いている時に更新がありました。バージョン2.3.1です。THE THORの不具合の多さならもうちょっと多くても良い気がしますが、この辺りは昔から変わらないみたいです。1番重要なのはTHE THORがブロックエディターに対応するのかどうかだと思います。多分無理な気がしますが、、、
SWELLはホントに更新とアップデートは頻繁に行われます。最近はテーマとしての完成度もかなり上がり僕自身は全く不満はない状態です。THE THORも最近は大きな不具合は起こってないようです。ただサポート面ではWordPressテーマの中では中の下といったところでしょう。
総合評価 | SWELL | THE THOR |
---|---|---|
サポート総合評価 | 5.0 | 2.5 |
SWELLとTHE THOR:ライセンスを比較

SWELLは100%GPLテーマ
- ライセンスの違い
WordPressテーマはライセンスに基づいてカスタマイズや再配布の自由が許可されています。100%GPLとは何の制限も受けず自由に利用できて、カスタマイズも自由、元の著作者を表記し同じ条件で再配布することができるWordPressテーマのことです。
WordPressのライセンスは大きく分けて3つのライセンスに分かれます。
- スプリットライセンス
- スプリット以外のGPL
- 100%GPLライセンス
- 1ライセンス1サイト使用
-
1ライセンス1サイト使用のWordPressテーマをスプリットライセンスと呼びます。有名なテーマでは「STORK19」や「SWALLOW」がスプリットテーマになります。
- スプリット以外のGPL(商用不可)
-
正式な呼び方はありませんが、購入者が自分のサイトで使うには制限はないけど、商用として他人のサイトに使うことは出来ないテーマです。「AFFINGER5」や「Diver」「THE THOR」などが有名です。
- 100%GPLライセンス
-
複数サイト、商用、テーマファイル全てを自由に使用可能なものを100%GPLといいます。有名なのは「SWELL」「Snow Monky」「LIQUID PRESS」です。
SWELLとTHE THOR:ライセンスの違い
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
自分のサイト | 複数OK | 複数OK |
第三者のサイト | 複数OK | 制限あり |
制作NGジャンル | 制限なし | 制限なし |
個人で使う分にはどのテーマも問題はありません
SWELLは100%GPLライセンスです。商用・個人問わず自由に使うことができます。第三者のサイト制作を代行して納品することも可能で特別な制限はありません。GPLライセンスのルールに沿っていれば改変、再配布も全く問題ありません。
THE THORのライセンスは100%GPLライセンスではありません。したがって自分のサイトで使う分には問題ありませんが、商用利用は規約があります。THE THORを個人で使う分には全く問題ないので気にする必要はありません。第三者のサイト制作や制作代行を請け負いたい方はTHE THOR公式HPを確認してください。
個人で使う分にはどちらのテーマも問題はありませんが、この先、第三者のサイトを制作したり納品する予定がある方は注意が必要です。SWELLは完全GPL100%ですので何も気にする必要はありません。
THE THORは第三者のためのサイト制作を有償で請け負う場合「特別ライセンス」が必要です。ライセンス無しでサイト制作した場合は金30万円の違約金です。

ちなみに特別ライセンスはテーマの料金と別に「33,000円」必要ですw高いなぁ~
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
ライセンス評価 | 5.0 | 3.0 |
SWELLとTHE THOR:料金比較

- テーマ料金比較
- 追加サービス料金比較
- 有料テーマ料金比較
SWELLとTHE THORの料金比較
SWELL | ||
---|---|---|
テーマ料金-税込- | 17,600円 | 16,280円 |
支払い方法1 | クレジットカード | クレジットカード |
支払い方法2 | バンドルカード | 銀行振込/コンビニ |
SWELLの方が若干高いです。ただ、ライセンスや今までお話しした内容を考えると、100%GPLライセンスのWordPressテーマでこの金額は安いと思います。
SWELLとTHE THORの追加サービス料金
追加サービス | SWELL | THE THOR |
---|---|---|
サーバーセットプラン | 無し | 30,140円 |
乗り換えプラグイン | 無料 | 無し |
Useful Blocks | 無料/1,200円 | 無し |
乗り換えプラグインは現在「Cocoon」「AFFINGER5」「JIN」「SANGO」「STORK」「THE THOR」が無料で用意されています。
開発者がSWELLと同じプラグイン
- SEO SIMPLE PACK(無料)
-
必要最低限な機能だけが搭載されているシンプルなSEOプラグイン。設定画面は全て日本語対応しています。
- Highlighting Code Block(無料)
-
シンタックスハイライト機能付きのコードブロックが使えるようになるプラグイン。
プログラミングに関する記事中でコードを書く人には超おすすめです。 - Useful Blocks(無料・有料)
-
ブロガーさん向けに、オシャレかつ便利なブロックを集めたプラグイン。
- Pochipp(無料)
-
Amazon・楽天・Yahooから商品を検索し、アフィリエイトリンクを管理できるプラグイン。
詳しくはSWELL公式推奨プラグインをご覧ください。
販売元FITが提供する「らくらくセーバーセットプラン」は、「テーマ&サポートプラン」にプラスして、SEO対策に最適な高速サーバー・ドメイン・WPのインストール・テーマのインストール・デザイン初期設定の代行サービスを追加したサービスです。
正直、このサービスを使う人がいるとは思えませんが、高すぎてビックリします(笑)2年目からのサーバーとドメイン代が年間19,140円って、、、安いサーバーなら3つくらい借りられる金額です(笑)
SWELLは使えるプラグインをテーマ開発者自ら製作しているので購入者にとっては凄くありがたいです。SWELLのテーマに合わせたプラグインなので不具合も少なく使いやすいです。

Useful Blocksは僕も使用していますが、使いやすくCVボックスはアフィリエイトサイトで大活躍です!
CVボックスの例
有料テーマ料金比較表
テーマ | 料金 | 複数サイト | 受注制作※1 |
---|---|---|---|
LIQUID LIGHT | 3,960円 | ||
SWALLOW | 9,900円 | ||
STORK19 | 11,000円 | ||
SANGO | 11,000円 | ||
JIN | 14,800円 | ||
AFFINGER5 | 14,800円 | ||
THE THOR | 16,280円 | ||
SWELL | 17,600円 | ||
Diver | 17,980円 | ||
賢威 | 27,280円 |
※1受注制作に関して「」は別途ライセンスが必要です。
SWELLとTHE THORはどっちがおすすめ?テーマの選び方

初心者は使いやすさを重視するべき!
WordPressテーマだけではなく、僕が初心者に何かを勧める時は、とにかく簡単で使いやすいを重視しています。
WordPressテーマもどんどん進化しています。

ここでは僕のWordPressテーマを選ぶ時のポイントを紹介します。
WordPress有料テーマの選び方
冒頭でもお話ししましたが僕がWordPressテーマを選ぶ時の基準は以下の通りです。
- 1.エディターの操作感
-
記事の書きやすさは1番重要です。装飾やボックスが自分の思っているように使えるかどうかは毎日使用する部分なのでとても大切。WordやExcelを使いなれている人は最初はブロックエディタ―に違和感を感じますが、2時間も使えば絶対にブロックエディタ―の方が使いやすいと感じると思います。
- 2.全体的な基本設定の使いやすさ
-
デザインの変更やテーマの基本設定は使いやすく分かりやすい方がラクです。「カスタマイザー」や「ウィジェット」の使いやすさは絶対分かりやすいテーマがおすすめです。設定項目が多いほど初心者は使いにくく感じます。デザイン自体はどのテーマを使ってもさほど変わりはありません。
- 3.更新頻度の高さ
-
更新頻度が高いテーマは基本的に良いテーマです。更新と聞くと不具合の調整などを思い浮かべるかもしれませんが、新しい機能の追加やデザインの微調整など色々あります。更新が多いとウザいと感じる方もいるかもしれませんが、大きなアップデートへの対応も早く不具合の期間も短くなるのでとても重要です。
- 4.サポート
-
サポートはマニュアルの見やすさ・不具合の修正・質問に対する回答の速さなどです。WordPressは定期的にアップデートされます。そのためサポートは絶対あった方がいいです。購入者限定のチャットなどは情報交換や新たな使い方を発見するヒントがたくさん見つかります。
- 5.表示速度
-
基本的に表示速度が早いテーマはSEO最適化構造ができています。速度が遅いテーマでもプラグインで表示速度を上げることは可能ですが、僕はあまりプラグインを入れるのは好きではりません。モバイル表示速度がこれから先どのテーマも重要となります。ただこの辺りは5Gや6Gなどのテーマ以外の進化もあるのでまずは基本的なスピードに問題なければOKだと思います。
僕は、WordPressテーマのようなアフィリエイト商品に関して口コミはあてにしていません。というより、僕が所有しているWordPressテーマはその口コミを見て買ったテーマばかりですw
最近ではTwitterもアフィリエイトの為のコメントが多く信用できるクチコミは少なくなっています。
本当に使いやすいかどうかは自分で使ってみないとわからないです。

僕もかなりWordPressテーマ選びで失敗しましたが、失敗したから今回のような正直な比較記事を作成しました。
SWELLとTHE THORはどっちがおすすめ?
僕がおすすめするのはSWELLです。
これは僕が使っているからおすすめするのではありません。
僕がWordPressテーマを購入した順番は次の通りです。
「AFFINGER5」➡「THE THOR」➡「Diver」➡「JIN」➡「SWELL」です。
初めて有料テーマを口コミを見て購入。購入サイトのマニュアルが見にくくプラグインなども購入したが初心者には高機能すぎ、設定画面の多さから挫折。
使いやすくASPでアフィンガーより売れているという口コミで購入しましたが、超使いにくく文字装飾やボックスがありえないほどの使いづらさ。「会員フォーラム」もカオスで、1週間でAFFINGER5に戻りました(笑)
AFFINGER5と一緒で高機能テーマwどうも僕は高機能という言葉に弱い(;^_^A 記事作成の装飾は分かりやすいのですが、細かい不具合が多くちょっとストレスがたまる。この頃はテーマを変えるだけで上位表示されるという「デマ」がアフィリエイターの売り方でした。とは言えしばらく使いました。
JINとSANGOが人気で気になりJINを購入!簡単そうな外観に似合わず意外と操作が難しい。カスタマイズ性が低くブロガーと被るし、何よりもモバイルスピードが残念なほど遅い。AFFINGER5とDiverを使いながら「スノーモンキー」や「Nishiki Pro」などブロックエディターをこの頃試していました。またSANGO購入しなかった理由は使いやすくするには「PORIPU」というSANGOの子テーマを買う必要があったので辞めました。
noteでSWELL開発者の記事をたまたま見つける。SWELLを作るまでの経緯が語られていて直感で良いテーマな気がして即購入
SWELLのこだわり
引用:『SWELL』の名前の由来と、そこに込められた意味より抜粋
本業を頑張りながら隙間時間でブログを書く人でも、最大限に時間を有効に使って欲しい。
そのために、記事の執筆をサポートするエディター機能を充実させ、執筆以外のことで時間がかからないようにマウスだけで簡単にサイトのカスタマイズできるように工夫しています。
プログラミング知識なんて一切不要で、シンプルで美しいブログを作成できる。
そんなテーマになるように、こだわり抜いています。
この引用文にある「マウスだけで簡単にサイトのカスタマイズ」「プログラミング知識なんて一切不要」この言葉で購入を決意しました。そこから今まで作ったサイトを全てSWELLに変更しました。
僕はこんな順番でWordPressのテーマを購入してきました。
これ以外にさわったことがあるテーマは「STORK19」です。(友人の使用テーマ)

どのテーマを使うかよりも、どのテーマが使えるかが大事です。あなたのスキルに合わせたテーマ選びを考えましょう!
THE THORの特徴

THE THORはクラシックエディターの使用がメインの方に向けて作っているWordPressテーマです。僕はどちらかと言えば、ブロックエディタ―が出た時から、ブロックエディター派です。(アップル信者と似たようなもんですw)
そのためこの記事ではかなり評価が低くなりましたが、ただ単に僕がクラシックエディターが嫌いなだけです。
THE THORは外部プラグインに頼らず運営できる基本機能として以下の機能が備わっています。
- AMP
- PWA
- 絞込検索
- Gzip 圧縮・ブラウザキャッシュ
- 画像遅延読み込み
- CSS非同期読み込み
THE THORが向いている人
- AMP・PWA対応が必須の方
- クラシックエディターで記事作成をしたい方
- CSS/HTMLに自信があり自分で装飾できる上級者
- CSS/PHP/HTML/JavaScriptなど内部構造に詳しい上級者
- 面倒くさい作業に快感と愛着が持てる方
THE THORが向いていない人
- 面倒くさい作業はとにかく嫌いな人
- CSS/HTMLをできれば見たくない人
- トラブルを自己解決できない人
- サイト制作代行や外注作業を生業とする方
- 初心者
SWELLの特徴

SWELLはマウスだけでサイトやブログを簡単にカスタマイズでき、難しいプログラミング知識が無くても簡単にこのサイトのような記事作成ができるWordPressテーマです。
HTML構造は最適化され、Googleのクローラーから見ても分かりやすい構造でSEO対策されたテーマです。
動的なCSSや複雑なパーツもキャッシュ機能でファーストビューにおける高速化も問題ありません。

僕はプログラミングに関してコピペ専門ですが、そんな僕でもSWELLの凄さは体感できます。
SWELLに向いている人
- クラシックエディターが使いにくいと思っている
- ブロックエディターが使いやすいテーマが欲しい
- 視覚的に操作できるWordPressテーマが欲しい
- HTMLを使わずに記事作成がしたい。
- CSSはさわりたくないけどお洒落なテーマにしたい
- 100%GPLで使いやすいテーマを探している
SWELLは初心者向きのテーマと思われがちですが、「初心者でも簡単に使えるテーマ」であって、初心者向きのテーマではありません。
CSSやHTMLに詳しい人はさらにSWELLの良さを引き出すことが可能です。
SWELLに向いていない人
- AMP/PWA対応テーマは絶対必要
- なるべくテーマに使う金額を安くしたい
- クラシックエディターをこれからも使いたい
- コーディングして自分好みにカスタムしたい
コーディングについてはCSSで自分らしさを出したい方のために開発者の了さんがプラグインを作成してくれています。
ブロックエディター用とフロント用で読み込むCSSを追加し、管理画面からも編集可能にできるというプラグインを開発しました〜👏
— 了🌊SWELL・Arkhe 開発者 (@ddryo_loos) September 25, 2020
ブロックにCSS当てるだけでコンテンツがさくっと組める時代なので、全て管理画面内で完結したい時にぜひ使ってみてください🙆♂️ pic.twitter.com/clUlca32T1
SWELLはAMP/PWAに対応していないのでどうしても必要という方は別のテーマを選択しましょう。
SWELLとTHETHORの口コミをチェック
僕は先ほども言いましたが口コミをさほど信用していませんが、それでもどんな口コミがあるのか見たい方もいるかと思いますので少しだけ載せておきます。
興味がない方は読み飛ばしOKです!
SWELLとTHE THORの比較【まとめ】
今回はWordPressテーマ「SWELL」と「THE THOR」の違いについて比較しました。
それぞれ良いところもあれば悪いところもありますが、今後のテーマ選びの参考にして下さい。
最後にもう1度まとめておきます。
スウェルとザトールの比較表 | SWELL | THE THOR |
---|---|---|
販売会社 | 株式会社LOOS | フィット株式会社 |
テーマ料金(税込) | 17,600円 | 16,280円 |
発売日 | 2019年3月 | 2018年10月 |
ブロックエディター対応 | ||
記事の書きやすさ | 5.0 | 2.0 |
装飾の使いやすさ | 5.0 | 2.0 |
装飾の数 | 4.0 | 3.0 |
更新頻度 | 5.0 | 2.5 |
表示速度 | 5.0 | 3.0 |
AMP対応 | ||
PWA対応 | ||
ライセンス | 複数サイトOK | 複数サイトOK |
テーマ乗り換えサポート | ||
サポート | 5.0 | 2.5 |
テーマ購入サイト | SWELL公式HP | THE THOR公式HP |
総合評価 | 4.5 | 2.5 |
僕はトールを使いこなすことができませんでしたが、上級者の方は使いこなせます。
僕はアフィリエイトやブログで使うテーマに関してはとにかく時短できて簡単に使えるテーマが絶対と考えています。
上位表示できるかどうかにテーマは関係ありません。
どちらかと言えば上位表示させてからのサイト表示速度の方が重要です。
その点で言えばTHE THORにはAMPが付いているので羨ましいなと思いますが、スマホの進化と回線速度の向上で今はまだいけるんじゃないかなと思っています。
ただ2021年6月に施行されると言われる「Core Web Vitalsがランキング要因になる」でウェブサイト全体にどんな影響が出るのかで、また報告したいと思います。
テーマについてご質問があればTwitterYUPA@稼ぐラボ(@kasegu_8)にDMしてください(^-^)
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