WordPressの初期設定!記事を書く前に初心者がやっておく13の設定

この記事では
WordPressの初期設定
について解説しています。

WordPressのインストールを完了したらすぐにでも記事を書き始めたいと思いますが、ちょっとやっておく初期設定があります。

もちろん初めて見る管理画面にたくさんのメニュー。どこから手をつけようと思っている方もいるかもしれません。

この記事ではWordPressインストール後に記事を書き始める前にやっておく初期設定について解説します。

この記事はこんな人におすすめです。

この記事はこんな人におすすめ
  • WordPressのインストールが完了した!
  • WordPressの初期設定がわからない

WordPressの初期設定はやり始めるとキリがないのですが、今回は僕がしている初期設定を解説します。

絶対にやっておいた方がいい設定から、ついでにやっておくと後々面倒がない設定まで、画像で解説します。

初期設定が終われば、すぐにでも記事を書き始められます。

全て簡単ですので頑張りましょう!

目次

WordPressの初期設定一覧

まずは初期設定を実行する前にサラッとやることを見ておきましょう。

記事を書く前に絶対しておくこと

  1. サイトアドレスの確認
  2. パーマリンクの設定
  3. テーマの設定
  4. SSLの設定

記事を書く前に必ずおこなう設定は

記事を書き始めてから設定すると後々面倒くさいこと

です。

そして、ついでにしておいた方がいい設定は以下の通りです。

最低限やった方がいい設定

  1. サンプルページの削除
  2. カテゴリー「未分類」の変更
  3. メタ情報の削除
  4. 不要プラグイの削除
  5. 日本語文字化け対策プラグイン
  6. ニックネームの設定
  7. サイトタイトルとキャッチフレーズ
  8. コメント機能OFF
  9. 本体・テーマ・プラグインの更新

これらはいつ設定しても構わないのですが、この設定を行うことでだいたいのWordPressメニューの使い方がわかるのでやっておきましょう。

記事を書く前に必ずやっておく初期設定

まずは記事を書く前にしておく設定です。記事を書いてからだといろいろ面倒なので先に設定しておきましょう。

まずは赤枠の部分を「ダッシュボードメニュー」といいます。

ひよこ先生

WordPressの基本設定は全てダッシュボードメニューから行います!

1.サイトアドレスの確認

WordPressの設定を始める前にWordPressサイト・ブログのサイトアドレスが正しいかどうか確認しておきましょう。

WordPressクイックスタートではほとんど間違いはありませんが、通常インストールによくある間違いは次の3つです。

  • 独自ドメインと初期ドメインの間違い
  • サイトアドレスに「 /wp 」がついてる
  • https:// が http://になっている

独自ドメインと初期ドメインの間違い

初期ドメインとは各サーバーがあらかじめ用意しているドメインです。

  • mixhostの場合
    • 〇〇.mixh.jp
  • XSERVERの場合
    • 〇〇.xsrv.jp
  • ConoHaWINGの場合
    • 〇〇.conohawing.com

独自ドメインでWordPressをインストールした場合は、ちゃんと選んだ独自ドメイン名で使用できているか確認しておきましょう。

サイトアドレスに「/wp」が付いている

WordPressをインストールした時、利用するサーバーによって「/wp」「/blog」などがドメインの後ろについている場合があります。

サブディレクトリと呼ばれ、同じドメインで他のサイトを運用する時に使います。

必要無ければ、一度WordPressを削除してもう一度WordPressを再インストールしましょう。

記事を書き始めてからサイトアドレスを変更するのはかなり大変です。

記事を書く前であれば何度でもインストールはやり直せます。

https:// が http://になっている

SSL設定ができていない状態です。

SSL設定についてはこのあと解説していますのでそちらを確認してください。

パーマリンクの設定

パーマリンクとは、記事ごとに設定されるURLのことです。

途中で設定変更すると、今までに書いた記事のURLが変更されてしまいます。

パーマリンクの定番の設定は以下の通りです?

メニュー「設定」から「パーマリンク設定」をクリックします。

投稿名」が一般的ですが、僕はこの設定にはしていません。

理由は面倒くさいからです。

パーマリンクは記事ごとに設定しますが、そのままの状態で記事を投稿すると日本語のまま投稿されてしまいます。

したがって、毎回ローマ字やその日本語に合う英語を調べて書き直す必要があります。

日本語URLをTwitterなどに投稿するには変換が必要です。

これをそのままTwitterに載せると呪文みたいになります。

日本語URL投稿例 https://ささみサロン.tokyo/

そして、そんな面倒くさいパーマリンク設定をして何か得があるのかというと、、、さほどありません。

パーマリンクがSEOに与える影響はほぼ無いです。

しかも、iPhoneやiPadでは美観を損ねる理由からパーマリンクは表示されなくなっています。

そんなこんなで僕の設定は「数字ベース」です。

賛否両論あるパーマリンク設定ですが、僕のアフィリエイトサイトは全て数字ベースで作ってますが問題はありません。

パーマリンクの設定で1番困るのはパーマリンク設定で「カテゴリー」を追加する設定です。

多くのサイトは「カスタム構造で「%category%」と「%postname%」を指定する」という設定を推奨していますが初心者にはおすすめしません。

たしかにカテゴリーと記事タイトルがURLに反映されるので読者視点でみれば理解しやすい構造ですが、パーマリンクにカテゴリーが反映されるとサイトの構成や記事の分類を見直す時にかなり変更しづらくなります。

ワンポイントアドバイス

ブログ運営を長く続けていると、あれこの記事どのカテゴリーだろ?とか記事が増えてきて1つのカテゴリーに30記事くらいあるから少し分かりやすくしたい。

など、カテゴリーの変更は結構出てきます。

そんな時にカテゴリー分けしても困らないパーマリンク設定がおすすめです。

テーマの設定

テーマとは、サイトやブログの見た目やデザインを変更・設定できるWordPressテーマのことです。

WordPressテーマはサイトやブログの印象を変えるのに手っ取り早い方法です。

WordPressテーマには無料と有料がありそのテーマごとに使いやすさも変わります。

記事をしばらく書いてからでも変更は出来ますが、テーマによっては記事が崩れてしまったり、記事のイメージがテーマによって変わるので、最初に決めておくのがおすすめです。

メニュー「外観」から「テーマ」を選びます。

テーマに移動したら、「新規追加」をクリックすると世界中で作成されたテーマの中から好きなものを選んで使うことが出来ます。

気に入ったテーマがあれば、選択すると「インストール」のボタンが出てきますので、インストールして「有効化」すれば直ぐに使うことができます。

ただ、海外で作成された無料テーマはマニュアルやサポートもなく初心者には難しいと思います。

WordPressに登録されている無料テーマも優秀ですが、それよりも日本人向けの使いやすいテーマがあるので紹介しておきます。

無料で人気のテーマ「Cocoon」

多分無料テーマの中でも断トツの人気の無料テーマは「Cocoon」という国産のテーマです。

作成者が日本人で、SEO最適化済みで機能とマニュアルもあるので無料テーマとして人気です。

無料テーマでブロックエディタが使えるテーマとしてはかなり優秀です。

ブロックエディタ―とは?

ブロックエディタとは、WordPress5.0から標準搭載となったエディタのことで、文章や画像などをブロックという単位で管理します。

ブロックエディタの特徴とし、文章や画像の位置調整やレイアウトの変更が、HTMLやCSSの知識がなくても簡単にできるようになります。

なお今までのクラシックエディタは2021年12月でサポートが終了します。

無料テーマと有料テーマの違い

無料テーマと有料テーマの違いは、出来ることや、操作性、サポートやマニュアルの違いがあります。当然有料の方がサポートなどはしっかりしています。

無料テーマは最低限の機能を無料で使っていいですよ。足りない部分は自分でHTMLやCSSなど内部構造をご自分でカスタマイズしてください。

というテーマです。どちらかといえば初心者向きではなく、いろいろ自分でできる人向けのテーマが多いです。

その中でも「Cocoon」は使いやすい方だと思います。

この先テーマを選ぶなら必ずブロックエディターに対応しているものにしましょう。

Cocoonの公式サイトは移動

Cocoonダウンロード手順
  • 上記サイトより「 親テーマ 」「子テーマ」をダウンロード
  • メニュー「外観」から「テーマ」に進みます。
  • 新規追加】➡【テーマのアップロード】を選択
  • 「親テーマ」「子テーマ」の順でZIPファイルをアップロード
  • 子テーマ」を有効化します。
  • メニューに「Cocoon」が追加されればテーマ設定OKです

SSLの設定

SSLとはサイトと訪れたユーザー(読者)の通信を「暗号化」する仕組みです。

最近ではSSLによる暗号化は当たり前になっています。

どちらかと言えばしておかないとGoogleも推奨しているのでSEO的にもよくないです。

SSLを設定するには次の2つの作業で簡単に可能です。

  • サーバーでSSL設定を追加する
  • WordPress上でURLを変更する

当サイトで紹介している「WordPressクイックスタート」でWordPressをインストールした方は「SSLの設定」は自動で終わっています。

サーバー側のSSL設定を追加する

利用するレンタルサーバーによって手順が違います。

どのサーバーでも標準でSSL設定が追加されるので、作業前に「https://」にしてあなたのサイト・ブログにアクセスしてみましょう。

エラーが無ければ問題はありません。

また、WordPressをインストールして直ぐはSSL証明書の発行が終わってない場合があるので24時間〜72時間ほど時間が経って調べてみましょう。

mixhostは自動でSSL化されます。

反映には1時間ほどかかるので、反映されるまで残りの項目の設定を済ませましょう!

WordPressでhttp://をhttps://に変更する

WordPress管理画面の「設定」から「一般」をクリックして、WordPressアドレスとサイトアドレスの「http://」を「https://」に変更します。

サイトアドレスが「https://」か「🔒鍵マーク」がついていればSSL化はOKです。

ひよこ先生

記事を書く前に必ずやっておく設定は以上です!

最低限やった方がいい設定

ここからはWordPressを運営するのに必要のない情報を削除する設定と安全に使うための設定をおこないます。

左側のダッシュボードメニューの上からわかりやすい順番で解説します。

1.サンプルページの削除

まずは「投稿」のカテゴリーでやることは2つです。

投稿」から「投稿一覧」をクリックします。

Hello world!」というサンプルページがありますが必要無いので削除しましょう。

Hello world!」のタイトルにカーソルを当て「ゴミ箱へ移動」をクリックすれば削除できます。

2.カテゴリー「未分類」の変更

続いて同じ「投稿」の「カテゴリー」に進んで、「未分類」を変更しましょう。

「未分類」が「Uncategorized」になっている人も同じように変更しましょう!

先程の投稿記事と同じようにタイトルにカーソルを合わせて「クイック編集」をクリックします。

名前」と「スラッグ」を変更して「カテゴリーを更新」をクリックすれば完了です。

※「スラッグ」とは「URLに使われるカテゴリー名」です。冒頭でもお話ししたようにURLに日本語が入ると文字化けしてしまうので英語又はローマ字にしておきましょう。

3.メタ情報の削除

WordPressをインストールした初期状態では上記のように情報が剥き出しの状態で表示されます。

メタ情報はユーザー(読者)には不要な情報で、第三者にはログインURLなどを知らせることになるためセキュリティ的に問題があるため削除しましょう。

メニュー「外観」から「ウィジェット」をクリックします。

右側に現在使用中のウィジェットが表示されます。その中からメタ情報を選択して削除しましょう。

テーマによってメタ情報の位置が違う場合があります。

この画像ではフッターに表示されていますが、サイドバーなどの場合もあります。

ウィジェットとは?

WordPressのウィジェットとは、ブログパーツ(部品)のことです。画像やテキスト、検索窓や投稿一覧など任意のウィジェットをサイドバーやフッター(サイトの下の方)などに追加することができます。

4.不要プラグイの削除

続いて「外観」の下の「プラグイン」に移動して不要なプラグインを削除しましょう。

メニュー「プラグイン」から「インストール済みプラグイン」を選択します。

Hello Dolly」というプラグインは使わないので「削除」しましょう。

Akismet Anti-Spam(アンチスパム)はコメント投稿のスパム対策用のプラグインです。

使うかどうかは今後追加するプラグインで変わります。

プラグインは削除しても後から追加できるのであまり気にする必要はありません。

5.日本語文字化け対策プラグイン

WordPressは海外のサービスのため標準言語が英語です。そのため日本語が文字化けしたり、文字数のカウントがおかしくなることがあります。

そんな問題を解決するのが

WP Multibyte Patch 」です。

プラグイン」から「新規追加」をクリックしてプラグインのインストール画面に移動しましょう。

右上の検索窓に「WP Multibyte Patch 」と入力してプラグインが表示されたら「今すぐインストール」をクリックします。

インストールが完了したら「有効化」をクリックしてOKです。

プラグインには有効化しただけで使えるものと、有効化して細かい設定が必要なものがあります。

プラグインとは

プラグインとは、WordPressに機能を追加するツールです。

WordPressが便利に使えるようになる反面、プラグインを入れすぎるとサイトやブログの表示速度が遅くなります。

そういった現象を抑えるため、WordPressテーマにプラグインの機能を追加して表示速度を落とさないテーマもあります。

6.ニックネームの設定

WordPressをインストールしてそのまま記事を投稿するとアカウント名が投稿者名として表示されてしまいます。

アカウント名は通常ログイン情報の一部となるため、先程お話ししたメタ情報と同じようにセキュリティ上よくありません!

ニックネームを設定することで、投稿者名をニックネームに変えることができるので設定しておきましょう。

ニックネームはプラグインの下の「ユーザー」から「プロフィール」をクリックします。

ニックネーム(必須)を編集してから、ブログ上の表示名を編集したニックネームに設定しましょう。

設定したら1番下のプロフィールを更新を必ずクリックして下さい!

ひよこ先生

忘れるとプロフィール変わらないからね!

7.サイトタイトルとキャッチフレーズ

ここではサイトに表示されるサイトタイトルとキャッチフレーズを設定しましょう。

まだ決まっていなければ仮でもオッケーです。

メニュー「設定」から「一般」をクリックしましょう。

一般設定の画面が表示されたら「サイトのタイトル」や「キャッチフレーズ」を入力しましょう。

必ず変更したら一番下の「変更を保存」をクリックしてください。

補足情報1

サイトタイトルとキャッチフレーズは「外観」➡「カスタマイズ」➡「WordPress設定」➡「サイト基本情報」からも変更できます。

補足情報2

SSL設定でもお話ししましたが、ここで「https://」が「http://」のままの方はSSL設定ができていないか、サーバーの設定はしたけど、WordPress側の変更が済んでない状態です。

変更しても「保存」を押さないと反映されないから気をつけましょう!

8.コメント機能OFF

WordPressは各ページに読者がコメントを投稿できるようにコメント欄の機能が標準で設置されています。

サイトやブログによって必要・不要と状況により使い分けることができます。

セキュリティの設定をしないままコメント機能を有効にしていると「スパム」とよばれる宣伝や不正サイトに誘導する「迷惑メール」みたいなコメント投稿が来たりします。

先程プラグインの削除で少し触れた「Akismet」は「スパム対策」のプラグインですが、サイト開設直後の初期状態でコメントがくることはあまり無いのでコメント機能が必要になるまでOFFにしておきましょう!

設定」から「ディスカッション」で設定します。

新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外します。

最後に「変更を保存」をクリックして完了です。

本体・テーマ・プラグインの更新

WordPress本体、テーマ、プラグインは定期的に更新が必要です。

更新をしないままだとそれぞれのセキュリティが弱くなりハッカーなどから攻撃を受けやすくなります。

更新にはバージョンアップやセキュリティ強化、不具合の修正などがあります。

定期的に更新があるかチェックして常に最新バージョンでWordPressを使用しましょう。

メニュー「ダッシュボード」から「更新」をクリックします。

ここからまとめて本体・プラグイン・テーマをそれぞれ更新することが可能です。※画像はわかりやすいように全ての更新が必要なものを用意しました。

ワンポイントアドバイス

プラグインやテーマなどは使っていないものをそのまま残しておくとサイトの表示速度やWordPressの動作が重くなるので削除しておきましょう!

初期設定時のおすすめプラグイン

サイトを立ち上げたばかりの時は、デザインや外観、設定や準備にいがいと時間がかかります。

またサイトデザインやいろいろ準備が整ってからユーザー(読者)に見てもらいたい。

そんな初心者は多いと思います。

これは僕がサイト立ち上げ時に毎回使っているプラグインですが、無料で使えるので紹介しておきます。

WP Maintenance Mode プラグイン

これはWordPressをメンテナンスモードに簡単に切り替えられるプラグインです。

プラグイン」から「新規追加」に移動しましょう。

右上の検索窓に「WP Maintenance Mode」を入力して「今すぐインストール」「有効化」をしましょう。

続いてメニュー「設定」から「WP Maintenance Mode」を選択して設定画面に移動します。

設定は簡単です。画像のステータスを「有効化」します。

最後に一番下のの「設定を保存」をクリックして完了です。

実際にあなたのURLを検索すると画像のような画面が表示されるはずです。

表示される文書を変えたい時は先程設定した「一般」隣のデザインから好きな文章に変更することが出来ます。

ひよこ先生

サイトやブログをカスタマイズやリニューアルする時に便利なプラグインだよ!メッセージを変更したら「保存」を忘れないように!

WordPressの初期設定【まとめ】

お疲れ様でした〜\(^o^)/オワタ

今回はWordPressインストール後の初期設定について解説しました。

初めての方は疲れたと思います(^◇^;)

全ての機能は説明していませんがWordPressの基本的な設定の使い方が掴めたのではないでしょうか。

WordPressはカスタマイズ性が高く、たくさんの設定があります。

今回の設定以外にもWordPressテーマによって設定する箇所が増えたりします。

その辺りは記事を書きながら流れの中で覚えていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次